天竺鼠のワクワク。そして日曜日の夕方。
出典元:読売テレビ
(※登場する方々は敬称略とさせていただいています)
関西に住み続けて、今でも本当にに良いよなぁと思うのは、土曜・日曜に昼から夕方にかけて放送される関西ローカル番組を観られること。
土日ののんびりしてる時に何気なく見てる関西の番組がめちゃくちゃ休日を満喫させてくれるしどこかワクワクさせてくれる。それができなくなるのが嫌で、大人になっても関西から出ず、今は家からも出られなくなった。
さて、先週の土日も、土曜日の夕方には「ytv漫才新人賞選考会」、日曜の夕方には「漫才Lovers」というネタ番組があった。
ytv漫才新人賞選考会については別の記事を書いたので今回は漫才Loversについて。
番組の内容は、各漫才師のネタとトーク。
ネタを披露したのは下記コンビ(披露ネタ)。
かまいたち (割り込み)
ミルクボーイ (座椅子)
天竺鼠 (乳首を入れ替えられる医者)
オズワルド (引っ越し)
トータルテンボス (マネージャーをやりたい)
ザ・プラン9 (子供の頃)※番組のために書き下ろし
ザ・ぼんち (先死んだら)
ラインナップが渋い。渋すぎる。
ザ・ぼんちのネタは全国ネットのテレビじゃなかなか見れない。毎年正月のフジテレビのネタ番組に関西からも師匠クラスの漫才師が出ているが、今年はコロナの関係なのか出演してなかったと思う(見逃しただけ?)。おさむ師匠は相席食堂でも腹がちぎれるくらい笑った。
出典元:読売テレビ
さて、番組内で、千鳥、かまいたち、藤崎マーケットのいるスタジオに、天竺鼠が当日して漫才愛を語るというトークコーナーがあった。
このメンバーがすでにワクワク。もう何があっても面白い。そもそも天竺鼠が漫才愛を語るとは思えない。
天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケットはNSC26期の同期。他にも和牛、アインシュタイン河合、アキナの山名、BKB、守谷日和が同期。
売れてる芸人が比較的多い。
天竺鼠の功績を振り返ると、
2008、2013に、キングオブコントファイナリスト
2013、THEMANZAIとABCお笑いグランプリでファイナリスト
2014、ABCお笑いグランプリ優勝
とやっぱり凄い。
でも、トークの中で山内にも
「M-1の敗者復活戦はいつも会場では天竺鼠が1ウケやけど、票が全く伸びない」
って言われてた。人気投票では勝てない人気度。
昔、"天竺鼠が好き"な自分がセンスあると思って"天竺鼠好きです"言ってる人が多かった気がするが、その人たちはどこに行ったのか。
ただそんな天竺鼠を改めてフィーチャーしてくれるのも読売テレビという感じで、これまたワクワク。
出典元:読売テレビ
あと、川原といえば。
第1回ドキュメンタルでいろんなメンバーがいる中の記念すべき第1発目のボケが川原やって、
「どうも、オール阪神の巨人です」ってジミー大西に挨拶してたのが忘れられない。まだドキュメンタルがどんなものかわからない状態の中、あの一言で「この番組おもろい」と決定付けたと思う。全視聴者が「なるほど」と呟いたに違いない。
瀬下はアメトーークをきっかけに今かなりピンでテレビに出始めてる。
相席食堂でも蓮根の畑に綺麗に飛び込んでいた。
結局最後までボケっぱなしだったが、今回もなんてことない穏やかな日曜の夕方にワクワクさせてもらった。
今後の天竺鼠の展望と土日の番組にこれからもワクワクさせてもらいたい。
以下、トークコーナーのあれこれ。
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濱家「(天竺鼠が売れ出した)キッカケは千鳥さんですよ」
山内「千鳥さんがbaseよしもと(劇場)に引き上げた」
川原「オーディションは一回も受からんかった。千鳥さんのライブに呼んでもらったときに、千鳥さんと笑い飯さんが、支配人に『あいつ面白いのになんで出てないねん』って言ってくれたんですよ」
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濱家「実力編成でA.B.Cって」
大悟「じゃあここにおるメンバーは全員Aクラス?」
濱家「こいつ(山内)は1年間真面目に通ってCクラスでした」
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(なぜ漫才師の道へ?)
川原「鹿児島で生まれて一言目が"センターマイク"やったんで」
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川原「『それなんなん』って言われると思いますけど、壁にくっついて(ネタ合わせ)やることありますね」
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川原「芋の焼酎ですね。オール阪神・巨人割りをします」
(オール阪神・巨人の若い時の宣材写真を焼酎グラスに突っ込みながら)
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(天竺鼠のインタビューVTRを見終わって)
ノブ「なんやねんこのVTR。コントやんこのVTRが」
川原「」
ノブ「おまえや!喋るのは」
川原「」
ノブ「おいおまえや!」
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以上。