「西森は天才ですまじで」byおいでやす小田
※登場する方々は敬称略とさせていただいています)
「解説の西森洋一です」
西森の声で動画が始まった。
"解説の"・・・？
続けて、
「来た来た」
工場が映された映像から、そう言う西森の音声だけが聞こえる。姿は見えない。
するとそこに子供用の自転車に乗って西森が現れる。動画の内容はこの子供用自転車をロードバイクに改造するという動画。
そういうことか。自分で撮った、自分が映っている映像に、自分で解説しているのだ。むちゃくちゃ面白い。自分が映る映像に対して、別撮りで声だけを入れているという形の動画。西森に西森をかぶせている。結局そこには西森しかいない。西森の西森による西森のための動画である。
まず、西森が自転車をどう改造していくか説明している映像に、かぶせるように
「何を言うてるかわからん。」
とツッコむ西森の声。
西森が作業している様子を遠くから撮っている映像が流れている中、
「綺麗に映るわほんま。ねえほんまに。やってることはどうであれ、綺麗に映るわ。ええ天気や。」
と西森を見ながらカメラの性能についてつぶやく西森の声。
自転車の前でしゃべっている西森に対して
「どけ。どけ見えへん。」
と西森にまたツッコむ西森の声。
何をブツブツ言うてんねんとこちらがツッコみたくなるくらいブツブツ何か言っている。
普通、そんなにツッコミシロがある映像なら、撮り直すとか字幕を入れて誤魔化すとかするだろう。そんなことは一切しない。しかも編集もなかなか粗い。Youtubeが主流となっている令和において、芸人がやっているYoutube動画とは思えないクオリティ。でもずっと見てしまう。最高だ。
これが西森ではなく一般人のものなら間違いなく２秒で消している。
西森の元相方であるおいでやす小田も
「西森は天才ですまじで。まじで未だに勝てないと思います。」
と言っている。その言葉を改めて痛感した。
この動画のスタイルは、関西のバラエティ番組でたまにある、あえて芸人本人がナレーションをするVTRのあの感じをさらに粗くした感じである。(伝わりました？)
この自転車をロードバイクに【改造】① Turn this kids bike into a road bike
この自転車の動画シリーズ、今日現在でNo.6まである。普通に見ても面白いのに、西森がTwitterでこんなことをつぶやいている。
なんやその見方。と思いながら見たら、おもしろい。
おもろいんかい。
ではそのNo.6を。
この自転車をロードバイクに⑥（改造）Turn this kids bike into a road bike
他にも、西森は座王の１分トークでも面白いエピソードトークをよくしているが、
YouTubeのなかでも3年前の"日記朗読ライブ"の映像を配信してくれている。
面白い。めちゃくちゃ面白い。
続けて2回見た。2回目はオチが来る手前でもう笑ってしまっていた。もう一回見れる。
こんな噛んでてもおもろいんか、と思った。
そんなことより、３年前はまだ黒髪やったんか、とも思った。
そういや、急に白髪になってたな。
やっぱり動画のクオリティが有名人のYouTubeとは思えないが、このままの感じでやっていってほしい。そんな所に力を入れなくても内容が面白いのだから。
では最後に西森のTwitterを。
記録② Aマッソ ネタ「転校生」
ネタパレ 2021年1月15日放送回より
両→両方 村→村上 加→加納
村：どーもAマッソです
両：お願します
村：あのさぁ、転校生来た時に先生が『いろいろ教えたって』っていうのさ、だいたい賢い子やんか
加：まあね。そっちの方が安心やからな
村：でもな、すぐ馴染むには明るいアホに頼んだ方がええと思うねん
加：あぁそうかね
村：あんたちょっと転校生やって。うち明るいアホやるわ
加：こんな適任おらへんね
加：えー今日からよろしくお願いします
村：こっちこっち！
加：丸出しのやつおるな
村：鼻水美味しい
加：いや汚いなぁ、やばいなぁ、よろしく
村：どう？慣れた？
加：まだやろ。今まだ挨拶かましたとこやねん私。なあ初日の心拍数なめんなよ
村：うちはきっしー
加：きっしー？
村：通称"山岸"こと"山ぎょん"で、名前から苗字までが"なっちゃん"で"ぴぴ"
加：片付けろ。一回あだ名片付けろ。ほんでコミュニティごとの引き出しに入れなおせ
村：あのな、このクラスはな、みんないい子やからな
加：あ、そうなんや
村：６対４でいい子が多い
加：ぎりぎりやん。結構競ってない？わたし友達選びめっちゃ怖いねんけど。おまえどっち？
村：じゃあ並び紹介していくわ
加：並びって言うな、友達って言え
村：あれがマキちゃん。先週の給食の時間、突如バイキング形式を流行らした女
加：すごいなマキちゃん！やるなあ！
村：でもな、マキちゃんこないだな「お母さん」って先生のこと呼んでんで
加：笑うな。システム導入できるやつの方がすごい。目先の揚げ足をとってマウントを取るなよ。わかったな？
村：なんなん。急にむっちゃ怒るやん
加：ああ、ごめんごめん
村：今日からあだ名"むっちゃ"な。
加：センス壊滅的やな。アホはあだ名のセンスだけはあれよ。わかってる？
村：ほんでな、あれがケンタ
加：ケンタ？
村：このクラスで唯一守るものがある男。
加：６年で！？６年で守るもの！？普通３０超えな出てけえへんのにな。守るものって何？
村：「スタンス」って言うてた。
加：どんどん変わるよ！？決めんの早いよケンタ。自分の首絞めるで。
村：なぁなぁなぁ、誰にも言ってない秘密教えて。
加：５シーズン早いわ。５シーズン早い、たぶん。今日知り合ったばっかりやねんか。お互いのこと全然知らんやろ。
村：でもあんまり知らん人の方がさあ、大胆なお願いできることってあるやん？
加：風俗かよ。風俗のマインドで言ってへんか？知らんけどな、わたし。だいたいで言ってるけどな
村：問題です。さあ、これは人数何人でしょうか(激しく動く)
加：やば。これが聞いてた洗礼か。
村：さぁ大人数に見えますが、一体何人？
加：やば。えーっと...."放任"...かなあ
村：正解は１人でした！
加：友達の返しから目を背けんな。めちゃめちゃ上手いこと言うてたで今、わたし
村：ほら、けっこう馴染めたんちゃう
加：どこがやもうええわ
両：ありがとうございました
記録① ソラシド本坊「『君はこの仕事むいてない』『死ね』」
「BS吉テレ イベンジャーズ」より、ソラシド本坊の土木のアルバイトのエピソードトーク
「むちゃくちゃ暑くて、でも解体やから更地なんですよ。影が一個もないねん。
ほんで もう暑くて、重いし熱中症なってるからもうヨタヨタなってて。
で、おっちゃんが３本の鉄の棒パッて持ってるとき、俺一本でうわ〜ってなってて、
正直俺めっちゃ足引っ張ってるねん。
で、「遅い」と。「君向いてない」と。「もうだめだ」と。「仕事変えな」と。
でもまぁホンマにやりたくてやってるんじゃないから俺も。
腹立つジジイやなあ、と。でも筋肉ムキムキや、と。絶対勝たれへん。でも、「死ねおまえ」とずっと思ってたんよ。
そんなね 死人に鞭打つこと言うてまう人格のやつは死んでしまえと。ずーっと「死ね」と思てたんやその日。まあ腹たってたし。
で、ちょっと土台のコンクリートを壊すって作業で重機が来て、ハサミみたいなん付いてて、、それでその土台をビーンって切ったんよ。
ほんなら、こんくらいの岩がぴょーんて飛んでったんよ。
で、「うわ！」と思って。飛んでいく先には、「死ね！」と思っとったジジイがおって、、
死ぬな！って思ったよ。」
恋人にするなら「土曜はダメよ！」みたいな人がいい。
出典:ytv
(※登場する方々は敬称略とさせていただいています)
毎週土曜日夕方４時から読売テレビで放送されている「土曜はダメよ！」が大好きだ。
すべてのテレビ番組の中で一番好きと言っても過言ではない。
土曜日夕方４時というのがいいのだ。３時でも５時でもなく日曜日でも月曜日でもなく、土曜日の４時だからいいのだ。すごく心が穏やかになる。昔は５時からとかもあったけど大人になってからは４時からというのが特に心地いい。
子供の頃から”土曜日の夕方に家で土曜はダメよ！を見る”というのがとても幸せだと感じていた。
大学や社会人になって東京に住むことになれば土曜はダメよ！が見られなくなると真剣に考えたこともある。
だから実際に今でも関西に住み続けている。土曜はダメよ！を見るために関西に住みつづけている。
じゃあ何が面白いのか説明しろと言われると難しい。ただむちゃくちゃ面白いのだ。
自分自身で整理するためにも少し今週の放送回(2021/2/6)で考察してみたいと思う。
まず、オープニング。
藤井隆とYOUではじまった。
藤井「キラーズのジョージ浜野です」
YOU「今陽子です」
藤井・YOU「ピンキーとキラーズです」
もう面白い。
その後フットボールアワー後藤が、原田真二の「キャンディ」という曲を真剣に歌い切る。
出典:ytv
１曲をほぼカットなく歌い切る番組なのだ。
いまどき、フットボールアワー後藤がこれだけシュールにボケて、ふざけて、いじられてっていう番組は無い。アメトーーク！での振る舞いともまた違う。MCをしている時とはもちろん違う。
これまで、ブラックマヨネーズとかもレギュラーをどんどん卒業していったが、フットボールアワーが卒業したら終わりだというくらい必要不可欠の存在になっている。いや、それは当たり前なのだが、本当に全国の番組では見られない後藤、そしてなによりこんなにボケてる岩尾を見られるのは間違いなくこの番組だけだと思う。
そのあと、「レッツゴーおはがき」というコーナーで、視聴者からの「エコバッグが１週間で破れた」というどうでもいい話題で盛り上がり、NMB48の渋谷凪咲が大きい声で返事ができるのが自慢だという話題から、返事の声が大きいかどうかという話が数分続いた。
なんやこの誰の得にもならない時間は。でもめちゃくちゃ笑った。
出典:ytv
藤井隆もYOUも桂小枝も、言うまでもなく最高だ。説明しきれない。こんなに好き勝手やっている姿は他では見れない。NMB48の活躍も素晴らしい。
最後は恒例の「小枝不動産」。
出典:ytv
仮に「土曜はダメよ」がピンとこなくても「小枝不動産」といえば関西人ならほぼ間違いなくピンとくる。それだけ関西人の潜在意識に刷り込まれている不動のコーナーなのだ。言葉通り前半のコーナーは週替わりだがこのコーナーは必ずある。
まずコーナーの始まり。
出典:ytv
小枝所長こと桂小枝が登場して、
所長「はい、こえぴょんです」
全員「やったー」
というくだりが毎回ある。
で、
所長「今回の物件はこちら。『サイコーに大胆な家』」
全員「はいはいはい！(挙手)」
藤井「キッチンしかない！」
YOU「ベットルームしかない！」
渋谷「全部窓！」
白間「トイレ透け透け！」
後藤「家の門がでかすぎる！」
岩尾「全部ガラス張り！」
とレギュラー陣がそれぞれ答え、最後にゲストに振られる。
出典:ytv
浅越ゴエ「水に沈んでる！」
所長「・・・・」
ってスカして面白いこと言うまで答えさせ続けるっていうくだりも毎回ある。
（今回はすぐ「はい、結構です」と所長が終わらせるという新パターンだったが。）
さらには
VTRに入って、
所長「『サイコーに大胆な家』、どんなんかなぁ〜」
というボケ。
ここまでは毎回お決まり。「はい、こえぴょんです」から「どんなんかなぁ〜」までは、夜寝たら朝起きる、というくらい当たり前に必ずやる。厳密に言えばゲストをスカすところは尺が足りずカットされることも多いけど、コロナ真っ只中の緊急事態宣言中に、カットされたそのシーン集を放送してくれて、ファンとしては感動的な放送回だった。録画を消せずにいる。
さらに言うと「◯◯な家、どんなんかなぁ〜」はもう、もはや面白いとかではない。いや、むしろおもんない。でも言って欲しい。そんな感じだ。
昔は「どんなんかなぁ〜」と言うたびにワイプに映ってる出演者は愛想笑していたのに、今では誰も笑っていない。もう視聴者だけでなく番組側が”おもんないもの”として扱っているのだ。
数々物件を紹介する番組はあるが、これだけ真剣にアホらしく物件紹介で笑かせようとしている番組はない。
まず、今回も紹介VTRが始まってから部屋に入るまで、CMを除いても１０分以上かかった。長い。長すぎる。CMを含むと２０分弱かかっていた。純粋に物件を視聴者に紹介しようとする気持ちなんて全くないのだ。
ただ、”真剣にアホらしく物件紹介で笑かせようとしている”という言葉の真髄は、物件紹介VTR中に流れるナレーションと、そのナレーションに反応する出演者のツッコミにある。
とは言ってもVTRナレーションはあくまで録音のハメ込みのためもちろん生のやりとりではない。しかもナレーターは芸人でもなく大津奈美子というホンモノのナレーターがやっており淡々とナレーションをしている。
なのに、、いや、だからこそいいのだ。
今回もいろいろとオモシロポイントはあったが、まず、例のごとく部屋に入らず、物件名をしばらくイジる時間が続いた。
("TAIHO LE GURAN UTUBOHONMACHI” (大宝 ル・グラン ウツボホンマチ)という物件の表記を見て）
所長「たいほう る ぐらん・・・、フランス語やったら(GURANの)Uいらんのちゃう？英語やったら(GRRANの)あとにDいるし」
そのあとで、
ナレーション
「フランス語でも英語でもグランは”大きい”という意味で、つづりはUが無くておしりにDが必要です。
なのでこの家の場合の”グラン”は大きいという意味は成さず、ただ”グラン”という名称ということになります。
あと”うつぼ”をローマ字で書くなら、U・T・S・U・B・Oと表記されることが多いのですが、この家の場合はSが無いのでアメリカ人が読むと『ウトゥーボ』になります。
まぁ国際基準で見れば”TU”という書き方も間違いではないそうなので一概に誤植とは言えませんね。」
後藤「はよ入れや！」
みたいな。ね。
あと、VTR中に、
ナレーション「ねぇねぇ後藤、このワンカットだけなんか喋っていいよ」
後藤「いや、雑やな！」
とか。
あとは、トイレに消毒済みというラベルが貼られていて、
ナレーション「まあ当然と言えば当然なのですが、正直ほっとしました。
いったいどれくらい前のことかわかりませんが、鵜呑みにするなら”消毒済み”とのこと。
ノーポイズンです。」
とか。
とにかくシュールなのだ。そして何度も言うが、ナレーションはハメ込みなのだ。
また、プロのナレーターなのでもちろんナレーションがすごく上手い。それで淡々と進む。さらにあくまでナレーターなのでスタジオに出てくることは一切ない。だからVTRが終わっても「なんやったんやあのナレーション」とかツッコまれたり、VTRを振り返っていじられることもない。
ここがすごい。
普通の番組なら、万が一紹介VTRでふざけることがあっても、VTR明けに「どうですか、おもしろかったでしょ？」といわんばかりの流れがあったりするものだ。
他にもこの番組の魅力はたくさんある。毎回ワクワクさせてくれる。やはり説明しきれない。
どこが好きかと聞かれても説明が難しいのだ。
でも好きなのだ。
ただこうして考察してみると、この番組は、まずスタッフが視聴者より出演者をいかに笑かせるかを考えている。そして出演者がいかに自分達が楽しむかを考えている。そこがいいのかもしれないと気付いた。
「どうですか、おもしろいでしょ？」と押し付けてくることが無い。
よく番組内でクイズコーナーもあるが、クイズの答えが合ってるとか間違ってるとかは関係ない。
藤井隆が問題を出して、シンキングタイムに流れるBGMで踊り、曲が止まればまだ誰も書いてないのに「お答えください！」とキレる。で、そのあと藤井隆が答えを教えてみんながそれをフリップに書いて全員正解になる。もうクイズでもなんでもない。出演者はもはやクイズの正解は気にしていない。スタッフもクイズコーナーとして成立させたいと思っていない。
そんな雰囲気を見ていてこっちもアホらしくて楽しいのだ。
人に媚びず、面白いと思うことを追求する。楽しませてくれて、それでいて穏やかな気持ちにさせてくれる。理想の恋人というのは、とどのつまり土曜はダメよ！ということなのかもしれない。
最後に。これからも楽しませてくれて、それでいて穏やかな気持ちにさせてくれる番組がずっと続くことを願って、YOUが好きな後藤の美川憲一を。
出典:ytv
プラン9のワクワク。そして日曜の夕方。
出典:吉本興業
(※登場する方々は敬称略とさせていただいています)
ザ・プラン9が6人体制になりました。
2020年10月に、元松竹のチョップリンのふたり(コヴァンサン、きょうくん)と元カバと爆ノ介の爆ノ介が加入して新体制となってます。
ワクワクしますよね。土日の夕方の関西ローカル番組はだいたいワクワクしますが、プラン9が出てきたら大当たりです。
1月29日放送の漫才Loversにザ・プラン9が出演してました。
鈴木つかさとなだぎ武が抜けてからなんとなく寂しい感じがしてましたが、6人となりプラン9史上最多人数になりました。
チョップリンはずっと松竹で、千鳥とほぼ同期。賞レースでも昔から一緒に戦っていました。
千鳥いわく、賞レース終わりに千鳥・笑い飯・チョップリンで飲みに行ったときに、前から中川家礼二とメッセンジャー黒田が歩いてきて、
「おまえら、よその事務所と飲みに行くな。チョップリン帰れ。笑い飯、その準優勝トロフィー道頓堀捨てぇ」と言われたらしいです。
出典:ytv
爆ノ介は、カバと爆ノ介というコンビを2016年に解散。同期は尼神インターとかミキ昴生。プラン9とは別に、2020年に相方を亡くした、"てんしとあくま"のかんざきと「五次元のシャボン玉」というユニットでも活動中。
ちなみにたむけんから久馬に推薦してもらって加入したそう。
ヤナギブソン「僕もたむらさんに推薦してもらって入ったんですよ。あの人、進路で迷った芸人、焼肉屋で誘うかプラン９に紹介するかしかしてないんです」
プラン9って久馬、ヤナギブソン、ゴエ、それぞれがテレビ出てめちゃくちゃ面白いのに、みんな揃ったらホンマにワクワクします。
ノブもお揃いのスーツで出てきた6人を見て
「クレイジーケンバンドやん」て言うてました。
出典:ytv
カッコいいですね。戦力で言うとアベンジャーズですね。アベンジャーズ知らんけど。
ちなみに今回の披露ネタは漫才Lovers用に書き下ろしたらしいです。
6人やからこそ出来るコントでホンマに面白かった。
番組では、他にも久馬やゴエの個人の仕事も紹介してました。
ゴエは矢野(矢野・兵動)＆冨好(ちゃらんぽらん)のディナーショー司会をやってたり、
久馬はネタ以外にも舞台なども含めて年間100本くらい台本書いてるらしいです。あと、ケツメイシのライブの作家とかも。
久馬「たむけんに、『昔の彼女(鈴木紗理奈)のレゲエのPV作ってださい』って頼まれました」
個々での活躍も楽しみですが、プラン9としてもテレビとかどんどん出て欲しいです。
最後に。チョップリンが初めてオール阪神・巨人に挨拶したあと、
「はるか師匠とは全然違います」
て言うてたのは忘れないでおきたいです。
天竺鼠のワクワク。そして日曜日の夕方。
出典元：読売テレビ
(※登場する方々は敬称略とさせていただいています)
関西に住み続けて、今でも本当にに良いよなぁと思うのは、土曜・日曜に昼から夕方にかけて放送される関西ローカル番組を観られること。
土日ののんびりしてる時に何気なく見てる関西の番組がめちゃくちゃ休日を満喫させてくれるしどこかワクワクさせてくれる。それができなくなるのが嫌で、大人になっても関西から出ず、今は家からも出られなくなった。
さて、先週の土日も、土曜日の夕方には「ytv漫才新人賞選考会」、日曜の夕方には「漫才Lovers」というネタ番組があった。
ytv漫才新人賞選考会については別の記事を書いたので今回は漫才Loversについて。
番組の内容は、各漫才師のネタとトーク。
ネタを披露したのは下記コンビ(披露ネタ)。
かまいたち (割り込み)
ミルクボーイ (座椅子)
天竺鼠 (乳首を入れ替えられる医者)
オズワルド (引っ越し)
トータルテンボス (マネージャーをやりたい)
ザ・プラン9 (子供の頃)※番組のために書き下ろし
ザ・ぼんち (先死んだら)
ラインナップが渋い。渋すぎる。
ザ・ぼんちのネタは全国ネットのテレビじゃなかなか見れない。毎年正月のフジテレビのネタ番組に関西からも師匠クラスの漫才師が出ているが、今年はコロナの関係なのか出演してなかったと思う(見逃しただけ？)。おさむ師匠は相席食堂でも腹がちぎれるくらい笑った。
出典元：読売テレビ
さて、番組内で、千鳥、かまいたち、藤崎マーケットのいるスタジオに、天竺鼠が当日して漫才愛を語るというトークコーナーがあった。
このメンバーがすでにワクワク。もう何があっても面白い。そもそも天竺鼠が漫才愛を語るとは思えない。
天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケットはNSC26期の同期。他にも和牛、アインシュタイン河合、アキナの山名、BKB、守谷日和が同期。
売れてる芸人が比較的多い。
天竺鼠の功績を振り返ると、
2008、2013に、キングオブコントファイナリスト
2013、THEMANZAIとABCお笑いグランプリでファイナリスト
2014、ABCお笑いグランプリ優勝
とやっぱり凄い。
でも、トークの中で山内にも
「M-1の敗者復活戦はいつも会場では天竺鼠が1ウケやけど、票が全く伸びない」
って言われてた。人気投票では勝てない人気度。
昔、"天竺鼠が好き"な自分がセンスあると思って"天竺鼠好きです"言ってる人が多かった気がするが、その人たちはどこに行ったのか。
ただそんな天竺鼠を改めてフィーチャーしてくれるのも読売テレビという感じで、これまたワクワク。
出典元：読売テレビ
あと、川原といえば。
第1回ドキュメンタルでいろんなメンバーがいる中の記念すべき第1発目のボケが川原やって、
「どうも、オール阪神の巨人です」ってジミー大西に挨拶してたのが忘れられない。まだドキュメンタルがどんなものかわからない状態の中、あの一言で「この番組おもろい」と決定付けたと思う。全視聴者が「なるほど」と呟いたに違いない。
瀬下はアメトーークをきっかけに今かなりピンでテレビに出始めてる。
相席食堂でも蓮根の畑に綺麗に飛び込んでいた。
結局最後までボケっぱなしだったが、今回もなんてことない穏やかな日曜の夕方にワクワクさせてもらった。
今後の天竺鼠の展望と土日の番組にこれからもワクワクさせてもらいたい。
以下、トークコーナーのあれこれ。
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濱家「(天竺鼠が売れ出した)キッカケは千鳥さんですよ」
山内「千鳥さんがbaseよしもと(劇場)に引き上げた」
川原「オーディションは一回も受からんかった。千鳥さんのライブに呼んでもらったときに、千鳥さんと笑い飯さんが、支配人に『あいつ面白いのになんで出てないねん』って言ってくれたんですよ」
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濱家「実力編成でA.B.Cって」
大悟「じゃあここにおるメンバーは全員Aクラス？」
濱家「こいつ(山内)は1年間真面目に通ってCクラスでした」
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(なぜ漫才師の道へ？)
川原「鹿児島で生まれて一言目が"センターマイク"やったんで」
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川原「『それなんなん』って言われると思いますけど、壁にくっついて(ネタ合わせ)やることありますね」
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川原「芋の焼酎ですね。オール阪神・巨人割りをします」
(オール阪神・巨人の若い時の宣材写真を焼酎グラスに突っ込みながら)
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(天竺鼠のインタビューVTRを見終わって)
ノブ「なんやねんこのVTR。コントやんこのVTRが」
川原「」
ノブ「おまえや！喋るのは」
川原「」
ノブ「おいおまえや！」
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以上。
ytv漫才新人賞選考会ラウンド２
出典:読売テレビ
(※登場する方々は敬称略とさせていただいています)
関西の賞レースの１つ「ytv漫才新人賞」の選考会が１月３０日(土)に放送された。
この選考会ににエントリーできるのは、
芸歴１０年目以内の関西を拠点とした漫才師５００組のうち
劇場出番を持つ各事務所のホープたち６０組、
さらにその中から４５組で事前審査を行い
事前審査を通過した１２組がラウンド１とラウンド２でそれぞれ選考会に参加できる。
そして各ラウンドから３組ずつの計６組がytv漫才新人賞の本戦で戦うことになる。
去年はビスケットブラザーズが優勝。
今年はすでに、ラウンド１からはマユリカ、タチマチ、紅しょうがの３組が決勝進出決定済み。
選考会審査委員は
オール巨人、お〜い！久馬、トータルテンボス大村、かまいたち山内の４人。
１人につき１００点で、合計４００点満点での審査。
ちなみに、巨人師匠は年始に頚椎ヘルニアの手術で入院してたが、この選考会の審査のために早く退院したらしい。今日もめちゃくちゃ金髪で白ぶちのメガネの出立ちだった。
あと、かまいたち山内は去年、ABCお笑いグランプリでも審査員やっていた。関西の賞レースでは審査員としてのポジションが定着しつつある。同期の藤崎マーケットには「まだ早い」言われてたけど。
では今回の選考会について。
以下、出場コンビのネタ披露順に沿って、MCの千鳥と藤崎マーケットのコンビ紹介コメントと、"ちなみに"あれこれ。
①カベポスター (７年目) 披露ネタ【混浴風呂クリエイター】
昨年は５位。
トキ「ツッコミの浜田は元トヨタの社員。当時の同期と年収の差が１億を超えたらしいです。」
ちなみに。ボケの永見は、大喜利が得意って紹介されてたけど、2020年の楽屋ニュースの大喜利のパネラーで出てたし、昔NHKでやってたケータイ大喜利でよく採用されてて５段だったらしい。ネタの掴みは毎回、
永見「たしかにお前の言う通り◯◯って◯◯だよね」
浜田「言ってないわ」
永見は手の指めっちゃ長そう。
②滝音 (１０年目 ) 披露ネタ【引っ越ししたい】
昨年キングオブコント決勝進出。
トキ「ツッコミのさすけはウーバーイーツで月２０万稼いでるらしいです。」
ちなみに。去年ABCお笑いグランプの決勝に出たときがテレビ初出場って言ってた。その時に面白いなと思ったらそのあとにキングオブコントも決勝きて、M-1も準決勝まで来てた。アメトーークにも出てたし。おもしろい。
③風穴あけるず (９年目) 披露ネタ【待ち合わせ】
ノブ「毎回出てるやん。」
トキ「去年は４位までいきました。これまでざんざん怒られてきた巨人師匠に去年初めて褒められてました。」
ちなみに。事務所は松竹で、選考会最多出場の１４回目。ほんまにこの大会で毎回見る。この大会以外で見たことないくらい。
巨人師匠に毎回「意味わからん」みたいなこと言われてて、今年は、「我慢していっぺん１５分聞いてみたい。１５分聞いてどんな気持ちなるか。」て言われてた。
両端のボケ２人が一見変なヤツみたいではあるが、真ん中のツッコミの名前が、
"飛び出せっ！安藤っ！"で、ちっちゃい "つ" と "！" が入ってる。一番変。
毎年、巨人師匠が笑ってない横で、笑い飯哲夫は毎回爆笑してる。そんなトリオ。昔はネタ始まるとき一人ずつ登場するというめちゃくちゃダサい登場方法だった。
④さやか (９年目) 披露ネタ【かっぱ】
昨年、歌ネタ王優勝。
トキ「ツッコミの石井くん、最近PayPayで車買ったらしいです。」
ちなみに車種はダイハツのMiraらしい。
⑤たくろう (７年目) 披露ネタ【ラジオをやりたい】
２年前に準優勝。
トキ「ツッコミのきむらバンド が昔やってたバンド名が"Sadistic Joker"」
ちなみに。たくろうの芸風、エルシャラカーニに近しいものがあるってずっと思ってる。(どうですか？)
たくろうもおもしろいけど、エルシャラカーニももっとテレビ出てもいいのになぁと思ってしまう。
ノブ「これは知らないな」
トキ「知らないですか？テコンドー近藤」
⑦ダブルヒガシ (７年目) 披露ネタ【暴走族】
トキ「ボケの大東は、お父さんが元K−１選手で大晦日出てました。魔裟斗さんに死ぬほど蹴られてました。」
ちなみに。大東はお父さんが魔裟斗に死ぬほど蹴られてた話をすべらない話で披露していた。成人式の友達の話とか。おもしろかった。
公式動画ないので調べてみてほしい。あと粗品にめちゃめちゃ可愛がられている。
⑧コウテイ (８年目) 披露ネタ【気持ちいい"もうええわ"】
昨年のABCお笑いグランプリ優勝。
九条が「ゾッキ」っていう映画に出演決定とのこと。下田も粗品にめちゃくちゃ可愛がられている。
⑨人生は夢 (８年目) 披露ネタ【温泉旅行】
初出場トリオ。
トキ「ボケの星霰(ほしあられ)は元読売テレビのADで"そこまで言って委員会"とかやってましたが、怒られすぎて辞めたらしいです。」
初めて見た。たぶん。 おもしろかった。他のネタも見てみたい。このあと検索して見よう。
・・・と思ったら、この記事書いてる間に解散している。なんじゃそりゃ。
⑩丸亀じゃんご (７年目) 披露ネタ【大人になってから初めて風邪を引いたら】
一昨年NHK上方漫才コンテスト準優勝。
ボケの安場は大阪大学出身。
ちなみに。ミルクボーイ内海が左手を９０度に曲げる角刈りのポーズたまにしてるけど、僕の知る限りこれは丸亀じゃんごの安場が昔からやってるポーズのはず。
あと関係ないけど、角刈りについてのくだりで、レギュラーの西川くんをノブが
「ルミネでこないだ見たらホリエモンみたいな髪型してた」と言っていた。
⑪エンペラー (９年目) 披露ネタ【なぞなぞ】
一昨年ABC優勝。
トキ「ツッコミの西山くんは、江坂に住んでるんですけど、江坂にいる時だけサングラスかけてます」
ちなみに。ボケの安いはダサい芸人１位を獲得。しかも２年連続で。
⑫隣人 (９年目) 披露ネタ【スカイダイビング】
普段はコントを中心に活動。
田崎「名前が面白いですよ。"中村遊直" こう書いて、中村ショートライナー。そして相方がですね、"橋本市民球場"。」
トキ「中村くんに最近悲しかったこと聞いたら、
『NHK上方漫才コンテストのネタ中に、審査員のきよし師匠が立って隣のゆうきロックさんと話してた』そうです」
以下、結果。
１位 たくろう ３６８点
２位 隣人 ３６５点
３位 コウテイ ３６４点
この３組が決勝進出決定。
４位 ダブルヒガシ ３６１点
５位 さやか ３６０点
６位 カベポスター ３５６点
７位 滝音 ３５６点
８位 丸亀じゃんご ３５６点
９位 人生は夢 ３５４点
１０位 エンペラー ３５２点
１１位 センリーズ ３４３点
１２位 風穴あけるず ３３９点
決勝進出３組のうち、隣人が特に印象的だった。コント漫才だが、途中でツッコミがツッこんで仕切りなおしたりしないで、４分間ずっと２人ともがコントに入った状態のままふざけきっていた。
見た目から乱暴なネタをしそうな感じで、実際舞台を広く使うネタだったが、なんとなく繊細で、ふざけてるけどどこか上品で真面目な感じがしておもしろかった。なんとなく笑い飯みたいな感じというか。めちゃくちゃアホらしくてふざけてるけど知性を感じるというか。
決勝の日程はたぶんまだ決まってないと思う。楽しみですね。
以上。
